日日の木

イヴェント(展覧会・コンサート・映画・講演会など)
07 /03 2015
日日の木

三の会の勉強会でお会いした市川恵美さんの写真展のお知らせです。

   2015年7月22日(水)~28日(火)
   クリエート浜松3F ギャラリー34

この展示会も遠くて残念。1月には東京でもやったそうです。

1本の木を3年半にわたり、撮り続けたもので、枯れ、倒れ、最後には流れていってしまったそう。こういう撮影もあるのかとお話を聞いた時に感動してしまいました。
今はサワガニの生態を撮り続けているそうで、”マクロレンズでも撮ってみると面白いかも”というアドバイスをされていました。

サワガニがどういう作品群になるのか楽しみです。

市川恵美さんのHP↓

今日のいちまい

この日日の木は「市川恵美写真展実行委員会」の主催となっており、たくさんの後援がついています。土門拳記念館や戸門健文化賞友の会も後援者に名前を連ねています。

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2011年3月、福島第一原発事故から間もなく、初産をひかえた娘が里帰り避難をしてきた。作者は身重の娘と近くの佐鳴湖を散歩する日々が始まり、一本のヤナギの木まで歩くのが日課となった。その木は名木でもなければ稀少種でもない。何の変哲もない日常の光景を象徴して立っていた。その木は、人の世の日日の暮らしの、取り立てて語ることもない普通の明け暮れが、何よりも幸せではないかと教えていた。

撮り続けたヤナギの木は、風雨に晒され、次第に傾き、倒れかかり、今年に入って、ついに地面に倒れた。命あるものの無常の理に心を乱された。ところがある日、倒れた木の幹に若い芽を見つけたのだ。一本の木は土に還って行く。しかしそこにまた新しい命が生まれるだろう。

撮影にかけた三年余の間に、娘は二人目の出産を果たした。新生の命は太陽の光を浴びて、すくすくと育っている。カラー45点。

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作者プロフィール
1948年生まれ。「アサヒカメラ」年度賞一位を始め、「日本カメラ」「フォトコンテスト」各誌で年度賞(2000年~)受賞。2011年第17回酒田市土門拳文化賞受賞。日本写真協会会員。
主な写真展に、05年「佐鳴湖日記」(ニコンサロンbis21)、10年「うらうへ」(新宿コニカミノルタプラザ)、11年「うらうへ」酒田市土門拳文化賞受賞作品展(土門拳記念館・新宿・大阪ニコンサロン)、12年「Free radical」(ギャラリー・コスモス/東京)などがあり、写真集に『うらうへ』(冬青社・10年)、『Free radical』(iPad専用フォトアプリ App store・12年)、雑誌掲載に「佐鳴湖日記」(フォトコンテスト・05年10月号)、「うらうへ」(日本カメラ・10年3月号)、「Free radical」(アサヒカメラ・12年11月号)、同(ニッコール年鑑2011-2012)などがある。

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kuronekokotoshan

花と虫とかえるが好きなくたびれた黒猫です。